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最後に甘えさせてください 

よじ登るべきか
しゃがみこむのがいいのか
誰もがそんなことに興味を持たなくなった今
ぼくは本当にここにいたいのかどうか
わからなくなってしまった

ネジ一本ぬけたくらいかまわなかったんだろう
代わりになるネジはいくらでもあったんだから
そうやって絶え間なく動き続ける時計の針を
ぼくは眺めるているよ、節穴だらけの
さし障りなく時を告げるぶどうの樹を

ぶどうの実ひとつこぼれたって
時間は滞りなく進むんだよ
少しくらいは困る人もいるかもだけど
みんなそれを忘れることができるから
強く強く生きていけるんだよ

もう一度だけ甘えさせてください
ビール片手に憂いを飲み込む
少々育ちすぎた子供だけれど
これが最後だと思って
海に向かってつるつるした小石をほうる

ちかり
まどの外で何か光った気がした
声が聞こえなかったから
ほこりだらけの重たいまどを開けて

そしたら懐かしい
夏の夜のしけった臭い
いきおいよくすいこんだら
胸がいっぱいになったよ

ちかり
また
どこかで
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